高齢者のフレイル予防及びデジタルデバイド解消に向けた産官学連携協定締結について

東日本電信電話株式会社 宮城事業部(執行役員宮城事業部長:滝澤 正宏 以下NTT東日本)は、 東北福祉大学(学長:千葉 公慈、 以下東北福祉大学)、 仙台市(市長:郡 和子、 以下仙台市)、 一般社団法人仙台eスポーツ協会(代表理事:高谷 将宏、 以下仙台eスポーツ協会)とともに、 産官学連携スキームを構築し、 協定(以下、 「本協定」という)を締結しました。 eスポーツを活用した高齢者のフレイル予防(認知機能低下予防・社会参加への促進・筋力低下予防)及び日常生活におけるデジタルデバイド解消を目指して、 共同実証実験に取り組んでまいります。

1.協定締結について

(1)目的

昨今、 eスポーツ並びにデジタル機器等の活用は高齢者にも広がりを見せています。 そこで、 高齢者の集いの場等において、 継続的にeスポーツを体験することでフレイル予防、 健康維持増進への効果を証明すること及びデジタル機器活用による生活の質向上を目指し、 産官学が一体となって各種検討を行うことを目的とします。

(2)連携内容

  1. 高齢者の通いの場等で、 対象者を固定した定期的なeスポーツ体験会を実施します
  2. タブレット等のデジタル機器使用体験により、 地域の高齢者のデジタルデバイド解消を図ります
  3. eスポーツ体験、 タブレット体験端末の使用体験などで取得した各種データを分析し、 フレイル予防並びにデジタルデバイド解消の効果を定量的かつ定性的に検証します

(3)協定の締結日

2022年4月15日(金)

(4)協定の期間

2022年4月15日(金)~2022年12月31日(土)
※期間内に定期的にeスポーツ体験会を実施

(5)各者の主な役割分担 

東北福祉大学eスポーツを活用したフレイル予防効果実証において、効果・効能を検
証するにあたり必要なデータ項目並びに取得方法についての助言。フ
レイル予防に関して取得したデータの分析
仙台市共同実証実験のフィールド選定~提供。デジタルデバイド解消施策の項
目選定~実施。デジタルデバイド解消に関して取得したデータの分析
仙台eスポーツ協会フレイル予防に効果が期待できるeスポーツタイトルの選定~タイトル
の使用許諾取得。eスポーツ体験に関するアドバイス等
NTT東日本プロジェクトマネジメント。実証会場のネットワーク環境整備並びに体験
会運営。eスポーツ実証、デジタルデバイド解消実証で得られたデータ
の集計並びに一次分析。データを活用したビジネスモデルの考案

(6)主な実証実験の実施場所

仙台市台原老人福祉センター(住所:仙台市青葉区台原森林公園1-3)
※実証実験のイメージは「別紙1」をご参照下さい。
(URL: https://www.ntt-east.co.jp/miyagi/information/detail/pdf/20220415_02.pdf )

2.記者発表会について

(1)概要

今回の実証実験の実施目的や内容及び実証に期待することなどを出席者から説明いたします

(2)出席予定者

東北福祉大学 総合マネジメント学部長              岡 正彦(おか まさひこ)
仙台市 健康福祉局長                                      加藤 邦治(かとう くにはる)
一般社団法人仙台eスポーツ協会 代表理事          高谷 将宏(たかや まさひろ)
NTT東日本 執行役員宮城事業部長                    滝澤 正宏(たきざわ まさひろ)

 (3)開催日時

2022年4月22日(金)10:00~12:00
<第1部> 10:00~10:30 記者発表会
<第2部> 10:30~12:00 eスポーツ体験、 タブレット体験、 体力測定

(4)開催場所

<第1部> 仙台市台原老人福祉センター内3F多目的ホール
<第2部> 仙台市台原老人福祉センター内2F会議室(住所:仙台市青葉区台原森林公園1-3)

(5)取材のお申し込みについて

当日の取材をご希望の場合は、 4月20日までに以下にご連絡ください
<連絡先>
担当者: NTT東日本広報担当 遠藤・佐藤
Tel  : 022-269-3040
Mail  : koho-miyagi-gm@east.ntt.co.jp

3.実証実験後の取り組みについて

実証実験により得られた結果を基に、 高齢者の日常生活における効果的なeスポーツの取り入れや、 デジタルデバイド解消施策を推進し、 高齢者の健康増進及び生活の質向上を目指して取り組んでまいります