eスポーツに関しての論文が公刊されました

弊協会代表理事の髙谷将宏(事業構想大学院大学 特任教授)、事務局長の桑原吉成
(聖和学園短期大学 非常勤講師)、大澤栄子聖和学園短期大学教授による
共同研究「短大生を対象とした e スポーツを通しての学びの広がり」がこの度、日
本学術会議協力学術研究団体である「AI時代の教育学会」の論文誌に採録されまし
た。
https://eduaiera.org/240074-2/

<抄 録>
 大学などでもeスポーツが教育課程や課外活動として取り入れはじめている.一方,
アメリカではeスポーツの利活用を通した理数教育,社会課題の学習などが展開され
ている.実際にeスポーツを通して期待する効果や学びとしてどの様に広がるのかに
ついての検討はこれからの状況である.本研究では学びの領域や興味の広がりを「学
びの広がり」と定義した.この,学びの広がりを考察すべくインタビュー調査を行い,
計量テキスト分析により共起ネットワークを描画した上で,階層的カテゴリーを作成
した.階層的カテゴリーに対しての考察から,eスポーツを通した学びの広がりおよ
び協調性の自己確認といった可能性を明らかにした.

弊協会は今後もeスポーツに関する普及、研究活動に取組んでまいります。