一般社団法人 仙台eスポーツ協会設立のご報告

2019年8月26日、一般社団法人 仙台eスポーツ協会を設立いたしました。

一般社団法人 仙台eスポーツ協会(以下、当協会という)は、近年日本でも急速に注目を集めているeスポーツについて、宮城県仙台市での認知・普及を進め、日本でも有数のeスポーツ先進市になる事を目的とし設立いたしました。

eスポーツはパーソナルコンピューターゲーム、家庭用ゲーム、モバイルゲームを用いて行うスポーツで、海外では既に普及が進んでおり大きな市場を形成しております。2017年度におけるeスポーツ産業の市場規模は、世界全体で見ると約700億円(*1)、オーディエンスは3億3,500万人、それが、2021年には市場規模が約1765億円、オーディエンスは5億5700万人まで拡大する見込みとなっています。

そのような世界情勢のなかで、日本におけるeスポーツの認知度はまだまだ低く、必ずしも身体運動を伴う必要がないeスポーツは、スポーツの定義に当てはまるのかという議論もあります。また、人材の不足や法整備も進んおらず、世界に大きく遅れをとっています。

当協会では、地域社会の中へのeスポーツ定着と普及を進め、それらに関わる全ての方々がよりよい環境の中でeスポーツと関わっていけるよう支援し、また、革新的な技術や製品の開発を地域の企業や教育機関と共に取り組み、新たな市場を作り出すことで、宮城県が日本においての「 eスポーツの街」となるよう活動を行って行きたいと考えております。